
CO2を用いたコンクリート等製造技術開発
プロジェクトサマリー
- プロジェクト全体が、概ね計画通り進捗している。
【研究開発項目1サマリー】
「CO2排出削減・固定量最大化コンクリートの開発」では、実験規模の拡大と社会実装に向け必要な基礎データの取得を推進。さらに現場実証では、大阪・関西万博や土木・舗装事業における試適用を通して、社会実装に向けた課題を抽出し、用途開発を加速。
【研究開発項目2サマリー】
「CO2排出削減・固定量最大化コンクリートの品質管理・固定量評価手法に関する技術開発」では、NEDO内に設置したコンクリート分野における評価技術及び標準化検討委員会を通じ、CO2固定量評価の標準化に向けた取組(JIS化、 ISO化提案)を各コンソーシアム間で連携し実施。
【研究開発項目3サマリー】
「製造プロセスにおけるCO2回収技術の設計・実証」では、机上検討・ラボ試験機の検証に基づく実験機の設計・製作・試運転により、稼働目標を達成し、ステージゲートを通過。24年度から助成事業に移行し、実験機の評価検討から抽出課題に対する設備改造と再評価の繰返しによって技術確立を推進中。
【研究開発項目4サマリー】
「多様なカルシウム源を用いた炭酸塩化技術の確立」では、実験機による連動試験を開始するとともに、製造した人工石灰石をセメント原料(焼成、増量材)として利用するため、モルタル・コンクリートの物性評価ならびに試験施工などを実施。併せて多分野にわたる用途開発についても、サンプル提供による評価を開始。
スケジュール
1. NEDO報告資料
経済産業省産業構造審議会グリーンイノベーションプロジェクト部会ワーキンググループにおけるNEDO報告はこちら。
- 2024年10月最新
- 2024年度 NEDO報告資料
- 2022年11月
- 2022年度 NEDO報告資料
2. 各事業者報告資料(事業戦略ビジョン)
各事業者の進捗状況はこちら。
実施体制・事業戦略ビジョン