大規模水素サプライチェーンの構築

大規模水素サプライチェーンの構築

大規模水素サプライチェーンの構築

プロジェクトサマリー

  • プロジェクト全体として、モニタリングやステージゲートを通じて継続的に進捗を確認するとともに、 FSや進捗に応じた計画見直しを適宜実施し、実証や社会実装が事業期間内に完了することを目指しているところ。
  • 液化水素サプライチェーン、MCHサプライチェーンについては、リスクや実効性に鑑み、計画を修正中。

【研究開発項目1サマリー】

  • 液化水素サプライチェーンについては、国内水素調達に計画変更。商用化実証に必要な出荷設備、液化水素運搬船、受入設備の研究開発・検証は当初目標から大きく乖離しないことを確認済み。
  • MCHサプライチェーンについては、供給ポテンシャルから海外拠点を再考中であり、またオフテーカーを考慮して受入地についても再考中。スケジュールが1~2年後ろ倒しとなるが実証成果は計画どおりの予定であり、掲げている技術的対応を今後も着実に推進。
  • 液化水素関連機器の研究開発を支える材料評価基盤の整備については、高圧評価試験機および材料データベース基盤構築に若干の遅れが認められるものの、2024年度から本格稼働の見通し。

【研究開発項目2サマリー】

  • 水素混燃発電の技術検証に向け、課題となっていた水素性状評価に目処が立ち、実証の前倒しの可能性が見い出せたところ。
  • また、一部テーマでは水素燃料供給が困難であるとの検討結果に基づき、国際水素サプライチェーン実証における水素供給事業計画との整合について検討中。一方で、中型ガスタービン水素専焼から大型ガスタービン水素混焼への計画変更に基づいた技術的検討が完了したテーマもあり、2025年度の実証フェーズに向けた取り組みを順次実施中。

スケジュール

1. NEDO報告資料

経済産業省産業構造審議会グリーンイノベーションプロジェクト部会ワーキンググループにおけるNEDO報告はこちら。

2024年9月最新
2024年度 NEDO報告資料
2023年2月
2022年度 NEDO報告資料

2. 各事業者報告資料(事業戦略ビジョン)

各事業者の進捗状況はこちら。
実施体制・事業戦略ビジョン

プロジェクトサマリー

  • 一部テーマについては遅れが生じているものの、プロジェクト全体としては概ね計画通り進捗している。
  • FSに基づき、実証やその先の社会実装に向けた計画見直しを図るとともに、事業計画への影響を最小限にするため、モニタリングやステージゲートを通じて継続的に進捗を確認する。

【研究開発項目1サマリー】

  • 「国際水素サプライチェーン技術の確立及び液化水素関連機器の評価基盤の整備」では、資材・部品調達期間の長期化やウクライナ情勢を踏まえたエネルギーセキュリティ強化に係る追加検討等のため一部テーマについて進捗に遅れが生じているものの、実証設備検討に向けた候補地選定や技術的な検討を進める等、概ね計画通り進捗している。
  • 「液化水素関連機器の研究開発を支える材料評価基盤の整備」については、評価試験設備の仕様・構成等に係る詳細設計が完了し、ステージゲート審査を通過しており、今後は設備建設のステージに移行する。

【研究開発項目2サマリー】

  • 「水素発電技術(混焼、専焼)を実現するための技術の確立」では、一部テーマについて技術的な課題による進捗の遅れが生じているものの、水素発電実証に向けて、必要水素確保の検討、必要関連設備の検討、技術課題の確認と対応策、実証場所の選定、許認可の必要性確認等を進め、概ね計画通り進捗している。

スケジュール

1. NEDO報告資料

経済産業省産業構造審議会グリーンイノベーションプロジェクト部会ワーキンググループにおけるNEDO報告はこちら。

2023年2月最新
2022年度 NEDO報告資料

2. 各事業者報告資料(事業戦略ビジョン)

各事業者の進捗状況はこちら。
実施体制・事業戦略ビジョン