製鉄プロセスにおける水素活用
プロジェクトサマリー
- プロジェクト全体が概ね計画通り進捗(一部前倒し)している。
【研究開発項目1サマリー】
- 「所内水素を活用した水素還元技術の開発」については、実証試験に向けた設備の設計・製作を計画通り推進。製鉄所内発生COG(コークス炉ガス)をベースとした水素系ガス吹込み技術の実証試験を2026年1月から開始。事業加速化に向けた計画の見直しにより事業期間を2年短縮。
- 「外部水素や高炉排ガスに含まれるCO2を活用した低炭素化技術等の開発」については、小型試験高炉への高温水素吹込み試験により、世界で初めてCO2削減量33%、さらには43%を実現。
【研究開発項目2サマリー】
- 「水素だけで低品位の鉄鉱石を還元する直接水素還元技術の開発」については、小型試験炉(シャフト炉、電気炉)が順次完成し、運転開始。今後本格的な試験を開始予定。
- 「直接還元鉄を活用した電気溶融炉による高効率溶解等技術開発」については、新規に項目を追加。試験設備仕様等を検討中。
スケジュール

1. NEDO報告資料
経済産業省産業構造審議会グリーンイノベーションプロジェクト部会ワーキンググループにおけるNEDO報告はこちら。
- 2025年4月最新
- 2025年度 NEDO報告資料
- 2023年9月
- 2023年度 NEDO報告資料
- 2022年9月
- 2022年度 NEDO報告資料
2. 各事業者報告資料(事業戦略ビジョン)
各事業者の進捗状況はこちら。
実施体制・事業戦略ビジョン
プロジェクトサマリー
【研究開発項目1サマリー】
- 「所内水素を活用した水素還元技術の開発」については、実証試験に向けた設備の設計・製作を計画通り推進。製鉄所内から発生するCOG(コークスガス)をベースとした水素系ガス吹込み技術の実証試験を2026年1月から開始予定。
- 「外部水素や高炉排ガスに含まれるCO2を活用した低炭素化技術等の開発」については、小型試験高炉を用いた試験において世界で初めてCO2削減量22%を実現。
【研究開発項目2サマリー】
- 「水素だけで低品位の鉄鉱石を還元する直接水素還元技術の開発」については、試験炉(シャフト炉、電気炉)の概念設計が完了し、要素技術の開発に向けてプロセスの基本検討や実験等を実施した。
スケジュール

1. NEDO報告資料
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- 2023年9月最新
- 2023年度 NEDO報告資料
- 2022年9月
- 2022年度 NEDO報告資料
2. 各事業者報告資料(事業戦略ビジョン)
各事業者の進捗状況はこちら。
実施体制・事業戦略ビジョン
プロジェクトサマリー
【研究開発項目1サマリー】
「高炉を用いた水素還元技術の開発」では、所内水素を活用した技術開発の実証試験を行う対象高炉の選定、操業諸元の設計等を実施。2022年8月のステージゲート審査で目標達成を確認し、実証事業へ移行する。
【研究開発項目2サマリー】
水素だけで低品位の鉄鉱石を還元する直接水素還元技術の開発」では、試験炉の基本設計や設定場所の選定を進めるとともに、要素技術の開発に向けてプロセスの基本検討や実験等を実施した。
スケジュール

1. NEDO報告資料
経済産業省産業構造審議会グリーンイノベーションプロジェクト部会ワーキンググループにおけるNEDO報告はこちら。
- 2022年9月最新
- 2022年度 NEDO報告資料
2. 各事業者報告資料(事業戦略ビジョン)
各事業者の進捗状況はこちら。
実施体制・事業戦略ビジョン