CO2の分離回収等技術開発

CO2の分離回収等技術開発

CO2の分離回収等技術開発

プロジェクトサマリー

  • 一部の案件で技術的な問題があったが、対応策の目途がつき、プロジェクト全体としてはおおむね計画通りに進捗。
  • NEDOマネージメントとして、技術検討ワークショップ、GI基金間のCO2融通検討会、競合他社調査などを実施し、研究開発・社会実装を支援。

【研究開発内容1サマリー】

  • 「天然ガス火力発電排ガスからの大規模CO2分離回収技術開発・実証」では、固体吸収材のラボ装置において運転に課題が生じたが、吸収材料の改良および設備運転コンディションの検討により、解決策を見出した。
  • 火力発電所熱解析モデルの作成が完成し、モデルを使用した蒸気取り出し時の計算を実施。

【研究開発内容2サマリー】

  • 「工場排ガス等からの中小規模CO2分離回収技術開発・実証」では、回収材の性能向上に関する技術開発を実施し、各案件にて性能向上の実現を確認。一部案件では2023年度末にステージゲート審査を実施し、本審査を通過。
  • 海外動向を踏まえ、各社とスケジュールに関する議論を実施。2つの案件において案件早期化に関する具体化を進めた。

【研究開発内容3サマリー】

  • 「CO2分離素材の標準評価共通基盤の確立」では、プロジェクト推進協議会にて、協議会委員からの意見を設備仕様に反映。
  • 標準ガス試験設備・実ガス試験設備ともに、仕様書を決定し発注を完了。

スケジュール

1. NEDO報告資料

経済産業省産業構造審議会グリーンイノベーションプロジェクト部会ワーキンググループにおけるNEDO報告はこちら。

2024年5月最新
2024年度 NEDO報告資料
2023年4月
2023年度 NEDO報告資料

2. 各事業者報告資料(事業戦略ビジョン)

各事業者の進捗状況はこちら。
実施体制・事業戦略ビジョン

プロジェクトサマリー

  • 半導体不足による設備の納入遅れ等があるものの、プロジェクト全体としては、概ね計画通りに進捗している。
  • 本GI基金プロジェクトでは、他GI基金事業と異なり、多様な業界に対して成果を実装していくことが重要となる。その観点から、ビジネスモデルやルール作りに造詣の深い専門家を交え、案件毎にビジネスモデル検討会を実施した。

【研究開発内容1サマリー】

  • 「天然ガス火力発電排ガスからの大規模CO2分離回収技術開発・実証」では、新規固体吸収材の開発を実施中。目標吸収性能が得られる吸収材候補を見出し、吸収材に基づくプロセス検討を実施中。

【研究開発内容2サマリー】

  • 「工場排ガス等からの中小規模CO2分離回収技術開発・実証」では、CO2分離回収のコア技術である回収材の性能向上の技術開発を実施中。各案件において、回収材の性能向上を確認した。

【研究開発内容3サマリー】

  • 「CO2分離素材の標準評価共通基盤の確立」では、プロジェクト推進協議会を2022年度に2回開催した。当該協議会は、標準評価法の評価対象や評価項目等について外部委員から意見を求めることを目的として実施した。当該協議会にて、標準評価法の策定に向け、各研究開発内容について実施者から説明を行い、各委員から質問や意見を伺った。

スケジュール

1. NEDO報告資料

経済産業省産業構造審議会グリーンイノベーションプロジェクト部会ワーキンググループにおけるNEDO報告はこちら。

2023年4月最新
2023年度 NEDO報告資料

2. 各事業者報告資料(事業戦略ビジョン)

各事業者の進捗状況はこちら。
実施体制・事業戦略ビジョン