CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発

CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発

CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発

2023年1月時点

プロジェクトサマリー

  • プロジェクト全体が、概ね計画通り進捗している。

【研究開発項目1サマリー】

「ナフサ分解炉の高度化技術の開発」では、CO2フリー熱源でナフサを熱分解するバーナの開発を進めるとともに、試験炉の基本設計・外形図の作成を実施中である。

【研究開発項目2サマリー】

「廃プラ・廃ゴムからの化学品製造技術の開発」では、ラボ実験にて廃プラスチックや廃ゴム等からエチレンやプロピレン、ブタジエン等の基礎化学品を高い収率で回収することに成功しており、今後ベンチスケール試験を進めるための設計や発注等を進める。

【研究開発項目3サマリー】

「CO2からの機能性化学品製造技術の開発」では、ラボ実験にてポリウレタンやポリカーボネートの原料製造工程における収率等の目標を概ね達成する等順調に進捗しており、今後ベンチ試験や実証プラントまでのスケールアップ等を進める。

【研究開発項目4サマリー】

「アルコール類からの化学品製造技術の開発」では、グリーン水素(人工光合成)等からの化学原料製造や、メタノール、エタノール等からの基礎化学品製造におけるCO2 からのアルコール製造およびアルコールからのオレフィン製造において、触媒やプロセス等の基盤技術開発を進めており、概ね計画通り進捗している。

スケジュール

1. NEDO報告資料

経済産業省産業構造審議会グリーンイノベーションプロジェクト部会ワーキンググループにおけるNEDO報告はこちら。

2023年1月最新
2022年度 NEDO報告資料

2. 各事業者報告資料(事業戦略ビジョン)

各事業者の進捗状況はこちら。
実施体制・事業戦略ビジョン