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産業構造転換分野

電動車等省エネ化のための車載コンピューティング・シミュレーション技術の開発

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予算額と効果目標値

予算上限

420億円

CO2削減効果

3.4億トン/年

経済波及効果

148兆円/年

関連コンテンツ

省エネ化のための車載コンピューティング・シミュレーション技術の開発とは
車載コンピューティング・シミュレーション技術とは

プロジェクトサマリー

  • 各テーマ、マイルストーン目標に向けて研究開発を進めている一方、日本における自動運転レベル4の普及拡大が遅れており、引き続き成果の社会実装に向けては市場醸成、社会受容性の向上が必要。
  • 70%以上の消費電力削減の実現に向け多様な環境要因に応じた情報処理の省電力化に資する技術開発を継続する一方、コストとのバランスも重要であることから、市場ニーズへの訴求力を意識することが重要。

【研究開発項目1サマリー】

  • 「自動運転のオープン型基盤ソフトウェア」では、オープンソースソフトウェア「Autoware」をベースとした自動運転システムのリファレンスデザインを用いて、機能拡張や性能適合、運行管理、保守のためのソフトウェアプラットフォームを開発中。
  • 省電力化については、交通状況、道路環境、天候等の環境要因によって変化する可能性もあり、継続的に検討。

【研究開発項目2サマリー】

  • 「自動運転センサーシステム」では、自動運転レベル4に資するODD(運行設計領域)の構築を3段階のフェーズで実施するとともに、研究開発の成果物を高度運転支援システム(自動運転レベル2)へ早期社会実装するビジネスシナリオを検討中。
  • 日本のMaaS事業化では初期投資や維持管理費の高騰が課題である為、消費電力、認識性能、耐久信頼性等を抑えた廉価版の早期実用化についても検討中。

【研究開発項目3サマリー】

  • 「電動車両シミュレーション基盤」では、1台目評価車両に対し、各部品モデルを統合した車両モデルを構築。KPIである精度90%を目指しモデルの改良を行うとともに、モデルをJAMBE(一般社団法人MBD推進センター)、OEM、サプライヤへ提供し、改善点や要望等の意見収集を実施。
  • 2023年度、TRL4に対するステージゲート審査を実施し、所定の成果が認められたためTRL5へ移行。

スケジュール

資料

NEDO報告資料

経済産業省産業構造審議会グリーンイノベーションプロジェクト部会ワーキンググループにおけるNEDO報告はこちら。

各事業者報告資料(事業戦略ビジョン)