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エネルギー構造転換分野

製鉄プロセスにおける水素活用

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予算額と2050年の効果目標値

予算上限

4,499億円

CO2削減効果

13億トン/年

経済波及効果

40兆円/年

プロジェクトサマリー

予算額

上限4,499億円

CO2の削減効果

2030年 : 約200万トン/年(国内)
2050年 : 約13億トン/年(世界)

経済波及効果(世界市場)

2030年 : 約3,200億円/年
2050年 : 約40兆円/年

研究開発目標

1. 高炉法において、製鉄プロセスからCO2を50%以上削減する水素還元技術の確立

2-1. 直接還元法において、現行の高炉法と比較してCO2を50%以上削減する直接水素還元技術の確立

2-2. 電炉法において、不純物の濃度を高炉法並みに制御する技術の確立

2-3. 電気溶融炉法において、不純物の濃度を高炉法並みに制御する技術の確立

【CO2削減効果の前提条件】

  • 2030年までにCOURSE50技術の国内の製鉄所への導入が実現
  • 国際エネルギー機関(IEA)が2020年に公表した鉄鋼技術ロードマップで示すように、2050年時点で水素還元製鉄やCCUS技術を始めとした革新的製鉄技術が世界的に普及

【経済波及効果の算定の考え方】

  • COURSE50技術を活用した国内の製鉄所から作られる予想年間鉄鋼生産量からの試算 (2030年)
  • IEAが公表したエネルギー技術見通し2020における、2050年時点のグリーンスチール(水素還元技術、CCUS技術による製鉄)の最大生産量から算出

出所)研究開発・社会実装計画