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エネルギー構造転換分野

CO2等を用いた燃料製造技術開発

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予算額と2050年の効果目標値

予算上限

1,684.9億円

CO2削減効果

3.2億トン/年

経済波及効果

17.1兆円/年

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CO2等を用いた燃料製造技術の開発を加速

プロジェクトサマリー

  • 要素技術開発は、概ね計画通りに進捗。
  • 今後の大規模実証に向けて、予算面(資材費高騰等)および工期面(長納期等)での対応を調整中。
  • 技術開発と並行して、事業面でのサプライチェーンの具体化を検討中。

【研究開発項目1ー①サマリー】

  • 「液体燃料収率の向上に係る技術開発」では、FT触媒改良などにより、CO転化率の向上を確認。アップグレーディングプロセス(製品化処理)については、触媒スクリーニング評価にて条件を確定し、長期性能評価を実施中。
  • 実証試験に向け、1BPD(バーレル/日)ベンチプラント建設完了。実証運転を開始。

【研究開発項目1ー②サマリー】

  • 「燃料利用技術の向上に係る技術開発」では、乗用車に関しては、評価用のベースモデル構築および各技術での実証検証を実施。2024年度目標達成(CO2排出量1/4以上削減及び排ガス触媒貴金属1/4以上削減)に目途。
    重量車に関しても、実機での熱効率検証および排気後処理モデルを構築。2024年度目標達成(正味熱効率50%超及び排ガス触媒貴金属量1/4以上削減)に目途。

【研究開発項目2サマリー】

  • 「持続可能な航空燃料(SAF)製造に係る技術開発」では、要素技術開発は順調に進捗し、2023年度ステージゲート審査を通過。実証機(スケールアップ)に反映する技術課題を明確化。

【研究開発項目3サマリー】

  • 「合成メタン製造に係る革新的技術開発」では、要素技術開発は順調に進捗。システム化に向けた試験設備の基本設計およびスケールアップに向けた課題抽出を実施。

【研究開発項目4サマリー】

  • 「化石燃料によらないグリーンなLPガス合成技術の開発」では、触媒の開発と性能評価について、生成率50%C-mol以上および長寿命化を実現。また、合成プロセスの開発では、ベンチ実証プラントの概念設計を実施。シュミレーションにて、生成率50%C-mol以上を確認し、 2023年度ステージゲート審査を通過。
  • 社会実装に向けた実証試験に向けて、サプライチェーン構築のために、原料提供者、製品流通者と連携する契約を締結。

スケジュール

資料

NEDO報告資料

経済産業省産業構造審議会グリーンイノベーションプロジェクト部会ワーキンググループにおけるNEDO報告はこちら。

各事業者報告資料(事業戦略ビジョン)